院試受験生活 Part0
こんにちは,まざいらてです.
今回から,外部大学院入試についての記事を複数回に分けて書いていこうと思います.
私も受験生時代に沢山のブログを参考にさせていただきました.しかし,1つ問題点がありました.
私「記事を書いている人みんな優秀すぎる...orz」
とても参考にはなったのですが,皆様本当に優秀なので,自分には実現不可能だなと思った時も少なからずありました.
なので私の大学院受験ブログのコンセプトは,「私のような,地頭に自信のない人でも実現できるように簡単かつ,具体的に」で,いきます.
最初に,重要なことをお伝えしなければいけません.
「院試は楽」 は 大嘘です.
院試が学部入試と比べて楽であると言われている理由として,
①科目数が少ない
②倍率が低い
③国立大学の併願ができる
が挙げられます.
しかし,ここには落とし穴があります.
①科目数が少ない が,学部入試に比べて専門的な内容が出題され,難易度が高い
②倍率が低い が,受験者の多くが内部生であり,外部生は情報弱者になりやすい
③国立大学の併願ができる が,多くの日程が被っており,出願校選択にも戦略を練る必要がある
これに加えて他にも院試の方が難しい点があります.
①参考書が少ない,模試が無い
これは院試勉強を通して,いかに学部入試における環境が整えられたものであるか痛感したものです.
模試が無く,自分の受験生の中の位置がTwitterで見るTOEICの点数くらいしかありません.結構大きな不安要素です.
②世間一般的に認知度が低い
学部を出たら就職 といった認識が一般的なため,親戚やアルバイト先など,他の人に説明するときに少しめんどくさいです.私は「大学卒業後も親の脛齧るの?」と言われたことが何回かあります笑
③浪人が一般的でない
これは②と繋がってくる内容ですが,院試浪人は一般的でなく,現役で決める必要があります.(学部に入る前の浪人であれば身分が予備校生であったりしますが,院試浪人は無職です.)卒業後の身分が就職,内部進学組と比べて安定しないことは大きなデメリットです.
④お金の管理が必要
院試受験生は21歳や22歳の立派な成人です.高校までは予備校代,受験費用などを保護者に出してもらった方が多いと思いますが,院試では受験費用,移動代,そして院試前に勉強に集中するためにアルバイトを減らす場合はそのための貯金が必要です.受験は計画的に.
このようにデメリットも多いですが,これらをひっくり返せるメリットがあります.
①理想の環境で研究,勉強をすることができる
②自分の学歴を決める最後のチャンス
③学部浪人と比べて働き始めに遅れが発生しない
このメリットが魅力的だと思う人は,外部大学院受験をしても問題無いと思います.
これに加えて,学部入試の一部の科目にアレルギーがあるが,得意科目は誰にも負けない自信がある人も院試受験おすすめです!(私は国語アレルギーでセンター模試で国語は半分を超えたことがなく,本番は2割しか取れず,浪人しても国語が試験科目に存在するうちは無理だと悟り,合格できた国立大学に進学し,院試受験を決意しました笑)
最初に院試受験に関する理想と現実についてまとめました.
次回からは本格的に勉強方法や受験生活の内容に入っていきます.
それでは!